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REPORT / 岐阜の木工学校飲み会 (2015/7/15)

2015/07/16

7月15日夜「岐阜の木工学校」飲み会を開催しました。木工や木材好きが集った濃密な会。何より、本当に魅力的な2つの学校についての話を聞けたことは、貴重な経験でした。

集まったのは20人超の木工/木材好き、または今後のキャリアに「木工」を1つの選択肢として持っている方々。そこに、岐阜の「森林たくみ塾」の小木曽さんと「県立森林文化アカデミー」の久津輪さん、及び各学校を卒業し、活躍している方それぞれ1名ずつ。会はまず、主催の小木曽さんと久津輪さんによる、それぞれの学校の紹介から。(下写真、左が小木曽さん、右が久津輪さん)

お二人から、学校の紹介を10分ずつ頂戴して…の予定が、熱が入りすぎて50分ずつに!でも、その話1つ1つが本当に興味深いものなので、話にどんどん引き込まれる。まず、小木曽さんは写真のとおり(?)、職人気質ある本格的な人材を育てる「森林たくみ塾」の代表。

ここの特徴はなんといっても、入学した翌日から実践が始まる、ということ。実践ぽいことをやる、のではなく、本当に実践。クライアントから依頼を受けたものを、なんとかかんとか、作り上げていく。品質には一切の妥協はなし。厳しい指導がまっている。座学も一部用意しているけど、それを上手く活用できるかどうかも自分次第。正直、続けて行くのがとても厳しい学校、というイメージ。ただ、その分しっかりとやりきった卒業生が今、切り拓いている道は、とても魅力的なものばかり。卒業後すぐにヨーロッパにいって、著名なデザイナーと共に働いて、ということも毎年のように。もちろん、独立して自分で作家として食べていく人も。とにかく、実践実習の質が高いから、必然的に高いレベルのモノ作りが実現されるようになる。もう一つが「県立森林文化アカデミー」。准教授の久津輪さん。元NHKのディレクターでもあり、木工だけでなくコミュニケーションのエキスパート。

ここは森林たくみ塾と特徴を異にした、自主性を重んじる教育を行う場所。40ha超の広大な土地に独自の森を持ち、森から木を、伐採、乾燥、製材、加工と一貫して同じ土地の中で完結することができる、日本有数の教育機関。「森林たくみ塾」がプロの職人を生み出す場であるとするなら、「森林文化アカデミー」は木材に関わる、プロデューサーを生み出すことを念頭に置いた場所。もちろん、さまざまな側面の集合体として学校は存在していますが、大きな価値はそこにある。

そんな2つの学校の設立の背景や、入学者希望者の傾向、プログラムの特徴、卒業後の進路などをざっくばらんにご紹介いただきながら。もちろん飲み会だからラフにお酒を飲みながら。更に、卒業生である神田さんや吉川さんのお話から、実際に体験した話も交えつつ。

その後、木材あてクイズをチームに分かれて開催。

机に並べられた10の種木材の名称をあてる、というクイズ。あーでもない、こーでもないといいながら、木材と向き合う。

終わったら、久津輪さんから木材についての特徴解説。木材の特徴や用途の違いなどを存分に学びました。

最後は、神田さんにお持ちいただいた「木製メガネ」をかけて記念撮影。とてもためになるし、面白い場となりました。両校ともしっかりとした特徴をもった素晴らしい学校である、ということが理解できた3時間。あっという間に過ぎて行きました。あまりに面白すぎたので、次は希望者を募って、岐阜に合宿しに行くことを画策中。本気の木に魅力に触れて、楽しむもよし、クリエイティビティを高めるもよし。何なら学校に入学するもよし。

近々に企画内容を公開する予定です。
是非、ご参加下さい。

Makers'
松田