N VAN ラボ Tokyo ポップアップ

事例No.1 N VAN × 海外作家(台湾デザイナー)/ 2018.10.13-14

2018/10/15

最初の事例として、海外作家とのコラボ企画を選びました。タイミングがあったことが一番の理由ですが、出店者と来店者の言語が違うため、適切な呼びかけができない環境の中、空間の魅力でどこまで来店者を惹きつけることができるかどうか検証する、よい機会となりました。

[企画背景]
ちょうどタイミングよくメイカーズベースを訪れていた、台北で活動中のデザイナー2組とのコラボ企画。

①buy mood(詳細はコチラ
②hands(詳細はコチラ

2組ともプロダクトを保有していたため、そのプロダクトをメイカーズベースに来店するお客様に紹介する場としてN VANを活用。側面を1つのブランド、背面をもう1つのブランドが活用することで、2組のブランドが棲み分けて展示。

[デザインコンセプト]
納車から展開まで24時間程度(実稼働可能時間12時間程度)と時間的な制約があったため、ミニマムスタイルで、台北らしさを表現することを念頭に。台北の屋台を少しスタイリッシュにしたようなイメージのもと、ハシゴや吊るしライト、緑を使って空間を表現。また中国語の文字がはえるよう、車体に対する文字やロゴのプリントはなるべくシンプルに。

[装飾備品]

①A型看板(新規制作)
木材とアクリルを使用して、大きめサイズのA型看板を制作。台北デザイナーがつくったポスターをプリントして挿入。アクリルは取り外し可能なので、以後も活用可能。

②カッティングシート装飾(新規制作)
カッティングシートを活用して、車体の前部、助手席側サイドの上部と広報のガラス面にブランドロゴやブランド名をプリント。

③ハシゴと木材板でつくる販売用什器(新規制作)
ハシゴは既製品を車の色に合わせて黒色で塗装。木材板は複数枚を重ねて安定性を確保。また、開いた助手席側のドアにぶつからないよう、ハシゴの高さを調整するための下支材を制作してハシゴの高さを調整。

④アームライト&吊るしライト(工房私物)
空間を彩る重要な要素が光。アームライトと工事現場等で使用される吊るしライトを車体色の黒色に合わせて装着。

⑤植物(新規購入)
同じく、空間を彩る重要な要素となる緑の植物。予算に合わせて、主に吊るしの植物を中心に取り入れる。

⑥木製の机(工房私物)
⑦木製の椅子(工房私物)
⑧木製の展示什器(工房私物)
主に背面側の装飾のために、工房内にあった木製の什器を活用。

[得られた実績(概算値)]

足止率:25%
手取率:30%
会話率:90%
購買率:0%

*足止率 = 足をとめた人数 / 通過した人数
*手取率 = 手に取った人数 / 足をとめた人数
*会話率 = 会話した人数 / 手に取った人数
*購買率 = 買った人数 / 会話した人数
*正式なカウントはとれていないため、複数の人間の感覚値を平均した値
*対応者のクオリティにもよる値となるため、絶対値ベースで
 扱うのではなく、条件を合わせた上で複数回を比較することが望ましい項目
*台北プロダクトは日本国内での展開が難しいため、参考値

[獲得したノウハウ]

①5m×3m程度が販売に適したミニマムの空間サイズ
N VANを作品販売のための場として活用する際、ミニマムでも5m×3m程度の空間が必要となる。サイドとバックのドアを開いた状態を踏まえる必要があるため。つまり、展開する場所にそれだけのスペースがあるかどうか、まず初めに要確認となる。ただし、ドアを閉めている場合はその限りではないため、今後の活用方法の検討によってはミニマムの規定サイズが小さくなる可能性もある。また、ワークショップ、など動きのあるイベントとなった場合、より広いスペースが必要となる。

②照明設置位置により車両の表情が変わる
他空間同様、使用する照明の種類、光色、および設置位置で車両の表情が大きく異なる。目的やブランドコンセプト、周辺環境に合わせて、なるべく適切な照明を選ぶことは、良い空間をつくるために大きなポイントとなる。今回活用した吊るしライト、およびアームライトは工房感やマーケット感を創出するには比較的適しているアイテム。ただし、カラーリングや設置場所次第。場合により、車両内にエクストラで設置するための仕掛けを構築してもいいかもしれない。

③時間がない中での武器はハシゴ+緑+カッティングシート
納期が限られている場合、什器を作り込むことはできない。ただし、どこで買ったかわかるようなものを並べると空間クオリティは低下する。特徴のあるもの、でも1つ1つ違うようなもの、簡単に特徴を出せるもの、といった要件から、上記3つの武器は有効。ファーストチョイスにはならないが、ラストチョイスとしては十分な価値がある選択肢と言える。

[お知らせ]
Makers' Base N VANラボでは、N VANを使って一緒に実験してみたい方を募集中。すでにN VANを持っている、またはこれから買おうか検討している、どうも店舗経営がうまくいっていなくて、新しい方法を模索している、という方。あなたの新しいビジネススタイルを、N VANを使ってつくってみませんか。ご相談承ります。まずはお問い合わせフォームまでご連絡ください。

Makers' Base
N VANラボチーム