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機器紹介 / TIG溶接機(金工)

2015/08/12

金属加工の場面を思い浮かべてみて、と言われて、すぐに出てくるであろう「溶接」。マスクをして、火花を散らしながら、金属と金属を接合させる技術です。

溶接とは、正確には映像や工事現場などでよく見かける融接だけではなく、ロウ付けや圧接などもその一種。融接もアーク溶接やガス溶接など多様な種類がありますが、その中でもTIG溶接機は一台でより多くの接合パターンをこなす事ができる万能溶接機なのです。

TIG溶接機のTIGとは Tungsten Inert Gas(タングステンイナートガス)の略。酸素から接合部を守るために不活性ガス(inert gas)でシールドをし、タングステンを電極に電気を発生させ、その熱で金属を部分的に溶かし融解凝固させます。千数百度から数千度の熱が金属に発生します。電流の強さや流れ方などを細かく設定すれば、金属・大きさ・形など多種多様な溶接が可能となります。ビード感(溶接痕)も美しく強度もあり、非常に優秀な機械。しかし、優秀な分取り扱いが非常に難しく、思うように接合するにはそれなりの経験や知識が必要です。

「これさえ使えれば、作りたかったアレが作れる」と思ったことがある人も多いはず。是非、練習を重ね、使いこなしてほしい機器のひとつです。

Makers'
松田