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[機器紹介]レーザーカッターでできること

2020/04/02

レーザーカッターとは、パソコンでデザインしたデータをそのままプリントできる「デジタルプリンター」の1つです。強力なレーザー光をレンズで一点に集めて、素材を燃焼させながら、切断や彫刻の加工をしています。例えるなら、虫眼鏡で太陽光を一点に集めて物を燃やすのと同じ原理。その原理を活用して、思い描いた通りのイメージを、正確に加工します。ここではレーザーカッターでどのような加工ができるかをご紹介します。

[可能な加工]
切断、彫刻、マーキングの3種類の加工ができます。

◯切断:材料を「切り抜く」加工
◯彫刻:材料表面を削り「凹凸をつくる」加工
◯マーキング:材料表面の「塗膜を除去をする」加工

[加工方法]
Adobe Illustratorなどで作成したデータを専用のアプリで読み込み、適切な出力設定などをすることで加工を行います。出力設定は材料の種類と厚みを入力後、アプリのデータベースから選択することも可能なので、専門的な知識のない方でも簡単に加工することができます。

[加工可能な素材]
アクリル、木材、MDF、革、布、紙、ガラス、陶器、ゴム、レンガ、石、金属など、様々な種類の素材を加工可能です。

以下、素材別の主な用途をご紹介いたします。

◯アクリル
アクセサリー、キーホルダー、アクリルスタンド、フォトスタンド、サイン、ディスプレイ、看板など。

◯木材
看板、サイン、カッティングボード、コースター、表札、桐箱、お箸、スプーン、お皿など。

◯MDF
模型、治具など。

◯革
財布、キーケース、名刺入れ、腕時計、レザータグなど。

◯ガラス
グラス、ボトル、ジャム瓶、フォトスタンドなど。

◯ゴム
スタンプなど。

◯金属
アルマイト加工のモバイルバッテリー、タンブラーなど。(*金属はマーキングのみ可能)

以上のような素材に加工が可能です。また、以下のような素材は加工ができません。

[加工NGな素材]

◯塩化ビニル(PVC)>有害な塩化水素ガス発生
◯ポリカーボネート>加工時の匂いが強烈
◯鏡の表>光反射による機械故障の危険
◯ダンボール>空気層が多く、燃え上がる

また、加工面より5mm以上高い突起のある素材も、ヘッドにぶつかり故障する危険があるため加工できません。

[加工範囲]
1mm〜1000mmまでつくりたいものに合わせて対応可能。繊細な加工が必要な細かい文字の彫刻から、大型の看板や什器制作なども可能です。

[加工可能な厚み]
最大20mmまで切断可能(材料により異なる)。高さは300mmまでの素材が設置可能。その場合、表面の彫刻/マーキングが可能です。

[加工可能な数量]
必要に応じて1個〜100個以上でも加工可能です。受注生産品やサンプル品などは必要最低限の個数から、イベントのノベルティーなどは規模に応じて1,000個単位の大量生産も可能です。

[用途]
試作から完成品まで、また治具の制作や本体からパーツまで制作可能です。例えば、検討中の仕様をMDFなど安価な素材で試作し、仕上がりを確認し、試作で結果が良かったものはそのままデータを使用して、本来の素材で完成品の加工までを続けて行うことができます。

[加工対象]
素材から既製品への追加加工まで可能です。例えば、宴会の席札を素材や形状にこだわって、木材やアクリルでオリジナリティーの高いものをつくったり、木製ボールペンにロゴを彫刻して記念品の制作することができます。

加工可能な既製品例
タンブラー、真空ボトル、マグカップ、コースター、ワイングラス、ボールペン、ペンケース、フォトフレーム、カッティングボード、桐箱、パスケース、レザーバインダー、ハンガー、キーホルダー、USBメモリ、モバイルバッテリー、音楽プレイヤー、スマホケース、など

[加工可能形状]
平面から曲面まで。一部であれば球体も可能です。

・平面
・曲面
・凹凸面(3mmの差まで)

以上、「レーザーカッターでできること」のご紹介でした。みなさんもご自身のニーズに応じてぜひ、利用してみてください。

◯レーザーカッターを利用するには
トレーニングを受講する必要があります。トレーニングの詳細についてはコチラからご確認ください。

◯工房を利用するためのルール
レーザーカッターを含む、工房の利用方法はコチラからご確認ください。

皆様のご利用をお待ちしております。

Makers' Base
施設管理担当