2020/04/30
色鮮やかなガラスを組み合わせ、金継ぎでピアス/イヤリングとしてつくるワークショップ。ガラスがもつ透明感に金色のアクセントが美しい輝きを生み出します。天然のガラスだから、1つ1つ異なる形状やサイズに。また、自然光の加減によってガラスの輝きが変化するから、季節によって違った表情を楽しむことができます。(ご予約はコチラから)
[金継ぎとは]
器などを修復した際、継ぎ目を金や銀で目立たせた景色としてプラスに捉える、日本の伝統的な技法。本ワークショップでは、修復にエポキシ接着剤、およびパテを使用。仕上げに真鍮粉/銀分とうるし風塗料を使用します。天然の漆は使用しないので、肌がかぶれる、といった心配もなし。金継ぎがはじめて、という方でも気軽に参加が出来る内容です。
[アイテム概要]
素材 :シーグラスおよび合成漆
仕様 :ピアス/イヤリング(貼付タイプ)
サイズ:15〜40mm 程度
組合せ:2色のガラス
金継色:金色か銀色
*当日追加(550円/色)で色増しも可能
このページでは、ワークショップの流れについてご紹介いたします。ワークショップは、以下の流れで進めていきます。
[ワークショップの流れ]
①サンプルを参考にガラスの色を選ぶ
②選んだガラス同士を接着する
③接着部の上から合成漆を塗布する
④金粉/銀粉で仕上げる
⑤ピアス/イヤリングの金具を取り付けて完成
それぞれの工程の詳細は、以下のとおりです。
①サンプルを参考にガラスの色を選ぶ
まずは机一面に広げられたガラスから、色や形の違いを踏まえて組み合わせしたい2組(合計4つ)を選びます。ガラスなので光の当たり具合などによって表情が変化。蛍光灯にあてたり、自然光にあてたりすることで、じっくりしっかり時間をかけて選びます。
[ご用意しているグラス色]
ブルー、グリーン、イエロー、レッド、ブラウン、グレー、ブラック、ホワイト、ピンク、パープルと、合計10種類のガラス色をご用意。また、ガラスと合わせると可愛らしく仕上がる、玉石もいくつかご用意しています。(*時期により、バリエーションに多少の変動がございます。)
[サイズ]
15mm – 40mm 程度
*明確な規定はありませんが、見た目の美しさや丈夫さを加味した際、上記程度のサイズをオススメしています。
*選びたいもののサイズが大きすぎる場合、割って形を整えることが可能です。
②選んだガラス同士を接着する
選んできたガラス同士を組み合わせて、色や形をデザイン。形状が決まったら、接合面を専用のパテを使って接着します。ガラスの方向や表裏によってまた表情が異なるため、自分の中で納得のいく組み合わせとなるまでしっかり検討するのがポイント。また、パテはつけ過ぎず、少なすぎずの絶妙なバランスで調整すると美しくい仕上がりに。しっかりと慎重に1つずつ工程を進めて行きます。
③接着部の上から合成漆を塗布する
パテの上から金粉や銀粉を混ぜた合成漆(コーティング剤)を塗ります。合成漆の扱いも慎重に。塗った部分に金粉をかけると、そのままその形に付着します。自分が好きな厚みや太さでしっかりと塗っていきます。
④金粉/銀粉をふりかける
コーティングした部分を中心に、金粉/銀粉を細かく丁寧にふりかけます。ある程度ふりかけたら、刷毛を使って、コーティング部分以外に付着した粉を拭うように拭き取ります。コーティング部分のみに付着した状態になったらOK。あらかじめ漆に塗り込んでいた金粉/銀粉と上からコーティングした金粉/銀粉によって、長い期間使っても色味が落ちない、きれいな継ぎ目に仕上がります。
[金継ぎ色]
1 : 金
2 : 銀
⑤ピアス/イヤリングの金具を取り付けて完成
最後に、ピアス/イヤリングを選んで、好きな金具色で仕上げて完成。グラスの透け感が金や銀とマッチして、美しい仕上がりになります。
[金具]
1 : ピアス
2 : イヤリング
*いずれも、本体貼り付け型となります(揺れるタイプではない)。
以上、工程のご紹介でした。グラスの表情を存分に活かせるような、そんなアクセサリーづくりにチャレンジしてみてください。
[開催環境]
安心して楽しむことができる開催環境とするため、以下の対策を行います。
◯常時、外気との換気状態を維持
◯スタッフ/参加者は全員マスク着用
◯開催人数を通常時の6割程度に制限
◯定期的に机/座席/備品の消毒
上記に伴い、ご参加いただく皆様はマスク着用を原則とします。着用していない方は入場不可とし、当日お忘れになられた方には110円/枚でマスクを販売し、着用していただく形をとります。
[ご予約]
コチラからご予約画面に遷移します。予約画面下のスケジュールより、ご希望の日時をお選びいただき、ご登録/ご決済が完了するとご予約完了となります。
みなさまのご参加をお待ちしております。
Makers’ Base
ワークショップ担当